山岸俊男(ヤマギシトシオ)
名古屋市生まれ。一橋大学社会学部卒。同大学社会学研究科博士課程修了。ワシントン大学Ph.D。北海道大学文学部助教授、ワシントン大学社会学部助教授、北海道大学教授を経て、現在北海道大学特任教授・名誉教授。専門は社会心理学。信頼、協力、利他などの心の社会性に関する研究に従事。日経・経済図書文化賞、紫綬褒賞等を受賞。
主な著書は『社会的ジレンマのしくみ』(サイエンス社)、『信頼の構造』(東京大学出版会)、『安心社会から信頼社会へ』(中央公論新社)、『社会的ジレンマ』(PHP研究所)、『心でっかちな日本人』(日本経済新聞社)、『Cultural and ecological foundations of the mind 』(共編著、Hokkaido University Press)、『日本の「安心」はなぜ消えたのか』(集英社インターナショナル)、『Evolution, culture, and human mind 』(共編、Psychology Press)、『リスクに背を向ける日本人』(講談社現代新書)、『文化心理学(上・下)』(共著、培風館)、『Trust: The evolutionary game of mind and society』 (Springer)など。