加藤庸二(カトウヨウジ)
フォトグラファー。島のスペシャリストとして知られる。1970年代の学生時代に奄美群島、トカラ列島などを放浪し、本格的に写真撮影を始める。1971年に与論島で潜水を習得し、慶良間列島などで水中撮影を行う。在学中にドキュメンタリー映画制作の日本映像記録センターでフィルム編集に携わる。卒業後、出版社編集を経て1980年、潜水専門誌『ダイバー』の創刊から編集人として参画。その間もダイビングフォトグラファーとして活動し、国内外の島々の撮影を精力的に行う。1996年に一般人が上陸できる有人島のすべてに渡島した。国交省の「島の宝100景」の選考委員、日本旅客船協会、国交省のフォトコンテストの選考委員などを務める。
紀行、文化と暮らし、伝統、伝説、自然と人物などを取材し、雑誌、新聞、機関誌などで発表するフォト&エッセイストとして活動する。明治大学卒。日本写真家協会会員。東京都出身。