編集担当コメント

本書は、「じょうずな時間の使い方」について、かわいいマンガやイラストを使って解説しました。同時に、お子さん自らがすべきことを考え、放課後や夏休み期間のスケジュールが立てられるよう、具体的なワークを多数紹介しています。
ご紹介したワークは、「やりたいこと」「やらなければならないこと」をふせんに書いて分け、放課後のスケジュールを考えてシートに貼っていくなど、どれも実践的なものばかりです。
ふせんを貼るシートや夏休み中などに予定を書き込めるスケジュールシートは、小社のホームページからダウンロードすることもできます。
このようなワークの指導をはじめ、監修をしてくださったのは「ことばキャンプ」を主宰し、子どものコミュニケーション能力育成や自立のための活動を支援しているNPO法人・JAMネットワーク代表の高取しづか先生です。
高取先生は、じょうずな時間の使い方とは、「時間を効率よく使うだけではなく、時間を有意義に使うこと、充実した時間を過ごすこと」だと言います。
好きなことをして充実した時間を過ごした経験があれば、その時間を得るために他の時間もじょうずに使っていこうという意識が自ずと出てきます。
好きなこと、自分が大切にしたいことを見つけ、時間をじょうずに使っていくことは、自分のあこがれをかなえる、夢をつかむことにもつながります。
お子さんたちがワクワクを見つけて、自分の時間を大切に輝かがやかせていけたらいいですね。
お子さんたちの夢を応援する一冊です。