- 書籍
【脳研究者・池谷裕二氏絶賛!】薬物は時として脳を虜にする!その活用の歴史から犯罪事件までを広くカバーした決定版!
- 判 型
- A5判
- ページ
- 224ページ
- ISBN
- 978-4-405-10805-9
- 発売日
- 2015/04/16
- 定価
- 1,650円(本体1,500円+税)
- シリーズ
- 大人のための図鑑シリーズ
【脳研究者・池谷裕二氏絶賛!】薬物は時として脳を虜にする!その活用の歴史から犯罪事件までを広くカバーした決定版!
本書は、「毒とは何だろう?」「薬と上手につきあうには?」「なぜ薬に依存してしまうのか?」「毒はどのように発見されていったのか?」など、そんな素朴な疑問を、物質の化学構造についての基礎知識をおさえ、「毒」や「薬」の文化的・歴史的背景も含めてわかりやすく解説。
実は生物を死に至らしめるような「毒」と、病を治す「薬」は同じもの。すべての物質は時には毒にもなり、時には薬にもなる。一体どういうことなのか?わずかな量ですぐに人を死にいたらしめる毒もあれば、じわじわと効いて長い時間をかけて毒性が現れるものもある。
例えば猛毒をもつ植物の「ケシ」。このケシからつくられる麻薬の「アヘン」は、清王朝のような一つの国家が破滅するほどの事件になった一方で、痛みを抑える強力な鎮痛剤として医療に不可欠な「モルヒネ」を生んだ。ところが、そのモルヒネの成分を悪用すると、最悪の麻薬といわれる「ヘロイン」を生む。
また、身近にある水すら、大量摂取は死をもたらし、毒と戦う抗生物質にも同じことが言える。
人類は歴史の中で、「毒」と「薬」を時には健康のために、時には殺人や快楽のために使ってきた。こうした「毒」と「薬」の正体について知り、上手く使うことで、私達は長く健康に生きることができる。
この本では、自然毒から兵器としての毒、薬との付き合い方をはじめ、快楽と幻覚に溺れさせて「心」を壊す、麻薬のメカニズムについても図解。
科学的に毒と薬の正体に迫る1冊。
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