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絵を描く人の思考をのぞく

絵を描く人の思考をのぞく
  • 書籍

「絵が描ける人」は、触覚で世界を捉えている?

判 型
四六判
ページ
224ページ
ISBN
978-4-405-07383-8
発売日
2025/04/17
定価
1,980円(本体1,800円+税)

内容紹介

――絵がうまく描けるかどうか。という問題は、「描ける」人にとっては、たいしたことに感じられないかもしれませんが、「絵が描けない」「もっと絵がうまくなりたい」「ちょっとでも絵が描けたら……」などと考えている人にとっては、なかなか大きなテーマです。

「絵を描く人の頭の中って、どうなっているのだろうか?」
「絵をうまく描ける人に、世界はどう見えているのか?」
こんな疑問から本書は生まれました。

「なぜ人は絵を描きたいと思うのでしょうか。」
そんなテーマからはじまる本書は、絵画教室を主宰し、美術学校や大学など多くの場で、たくさんの人たちに絵の魅力を伝え続けてきた著者が、単なる技法書ではなく、絵を描くという素敵な行動について、その楽しさ・理由・背景などさまざまな視点から語る異色の本です。

「ものの見え方はひとりひとり違っている」
「自然物には球体にまとまろうとする意志がある」
「美術史は人類の思想史である」

絵を描いてみたい人には、背中を押されるような、絵を描いているけどもっとうまくなりたい人には、目からウロコが落ちるような、絵に興味を持つ人には、その世界をもっと知りたくなるような言葉がきっと見つかる1冊です。


目次

Prologue 人が絵を描くこと、観ることにひかれる理由
Part1 絵を描くためのものの見方~再現~
Part2 絵を描くという自由~表現~
Part3 絵は知るほどに人生を豊かにする


著者紹介

1959年福岡に生まれる。1983年東京藝術大学美術学部油画科卒業(安宅賞、大橋賞)。1985年東京藝術大学大学院修士課程修了(羽生出教室)。1988年東京藝術大学大学院後期博士課程修了(田口安男教室)。1995年蓮華寺本堂天井画制作(東京都中野区江古田)。公共施設の壁画制作(‘92、’94、‘96、’99)。1999年ATELIER21(岡田髙弘・広田稔との共同アトリエ)開設。
無所属。
美術予備校・児童教室・高等学校講師を経て、NHK文化センターほか専門学校・大学講師。東京藝術大学美術解剖学会会員。絵画教室アトリエ21主宰。
https://www.atelier21.jp/

編集担当コメント

「絵がうまい人は、世界の見え方が違うのだろうか?」「私たちは、なぜ絵に惹かれるのか?」心に浮かぶ、こんな疑問から生まれた1冊。「絵を描く」という行為は、思いのほか広い世界とつながっているようです。絵を描きたい人も、描かない人も、著者の上田先生が語る世界の面白さに、出合っていただけたらと思います。

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