- 書籍
- 電子版
「骨」を知らずして動物は語れない!
- 判 型
- B6判
- ページ
- 144ページ
- ISBN
- 978-4-405-07298-5
- 発売日
- 2019/07/22
- 定価
- 1,210円(本体1,100円+税)
「骨」を知らずして動物は語れない!
誰も知らない、ほとんど知らない「いきもの」と「ヒト」との「骨比べ」に焦点を当てた初めてのビジュアル図鑑。
『ペンギンはいつも空気イスをしている』『馬は指一本で歩いている』など、動物たちの中にはその見た目からは想像もできないような骨格を持つもの多くいます。
そんな動物たちの骨格と人間の骨格を比べることで、その動物が持つ骨格の機能から読み解く動物の生態、進化の歴史などを、楽しいイラストと合わせて解説しています。
ほとんどの鳥類は恐竜から進化した過程で膝が90度に曲がっています。その中でも空を捨て海を選んだペンギンは、水中で泳ぎやすい流線型のボディに進化しました。
かつては3~5本の指があったようですが、現在は中指(第3指)だけを残してほかの指は退化し、ほとんど消失してしまいました。
首の骨が7個の人間は正面から左右に90度しか回りませんが、首の骨が14個もあるフクロウは、首を左右に270度も回転できます。特にフクロウは、ほかの鳥と比べてよく首を回します。
丸くなることができるのは、三つの帯のつなぎ目で曲げられる、ミツオビアルマジロとマタコミツオビアルマジロの2種のみです(帯が2~4本ある個体もいます)。
太く立派な尻尾で体を支えながら、後ろの両足を揃えて浮かせ、前に出して進むのです。こうして歩く姿は、まるで尻尾が5つ目の足となっているようです。
モグラの手には穴を掘るためだけに使う骨があります。それが、親指側の手首の脇から伸びた第6の指ともいえる鎌状の長い骨です。
ウサギを仰向けにすると途端におとなしくなるのは、擬死状態になっているためです。
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編集担当コメント
ヒトはどこまで動物に迫れるのか!
ただ、動物が好きになるだけではなく、思わず動物になってしまいそうな本です!!