トキメキ夢文庫 ロミオとジュリエット バレエの名作4選

内容紹介

　トキメキ夢文庫9巻。マンガを織り交ぜて名作を読めるという、今までにない新しい商品であるということが、最大の特徴であり、アピールポイント。物語の冒頭や盛り上がりの部分に漫画を取り入れることで、お話の世界に入りこみやすいように工夫しています。小説ページでもイラストが理解を深め、また、読みやすい分量で区切ってあるため、スムーズに読み進められます。メインターゲットは小4女子。

　後副題「バレエ名作選」とあるように、表題作「ロミオとジュリエット」に加え、チャイコフスキーの三大バレエとして有名な「ねむれる森の美女」「白鳥の湖」「くるみわり人形」を収録。掌編3作品というのは、今までのシリーズにありません。全体のページ配分としては、「ロミオとジュリエット」が約半分になります。バレエのストーリーではなく、原作準拠です。（ただし「白鳥の湖」は、バレエがオリジナルなので、バレエの台本をもとに小説化しています。）

　バレエを習っている子も、そうでない子も楽しめます。
「ロミオとジュリエット」のマンガと挿絵は、マーガレットで連載中の花野リサさん。